英語は勉強するな!中学生で習う単語だけで十分に会話は成立する件。

私は英語を喋れる。

多くの日本人が勘違いしているのは、受験英語の延長で英語を喋れるかどうか判断しているところだ。

イッテQでの出川イングリッシュがいい例だが、出川は英語を”喋れる人”に値する。

一昔前までは、我々が海外に行かないと英語を話す機会はなかなか無かった。

しかし、どんどん外国人の方から日本にやってくるご時世だ。

こんなチャンスは逃すべきではない。

奥手にならず、どんどん話しかけていこう!

あなたの世界はどんどん広がって行くはず。

ちなみに、下記リンクは実際に私が外国人にインタビューした動画だ。

実は簡単な単語しか使っていない。

正直リスニングも怪しいが、会話は成立している笑

 

 

ドラマ「ドラゴン桜」の一節が芯を食っている

ドラゴン桜は、2005年に放送された元暴走族の弁護士(阿部寛)が偏差値30台の高校生を東大に合格させるといったストーリーのドラマだ。

長澤まさみ、新垣結衣、紗栄子、山下智久など、非常に豪華な出演者だった。

そのドラマの中で、英語の特別講師が生徒にこんなことを聞いている。

英語講師:矢島くん、ローラースケートは出来る?
生徒 矢島:すべるくらいなら。

英語講師:水野さん、あなた泳げる?
生徒 水野:25mくらいなら。

英語講師:みんな運動なら出来るっていうのに、どうして英語だと出来るって言わないんだろう?

これだ。

日本人は外国語のことに関すると、突然完璧主義者になってしまうと続いて説明する。

英語=勉強という観念が強いからだろう。

 

出川イングリッシュは究極の完成形

英語に自信がない人でも、出川よりは単語を知っているだろう。

出川は日本人の最低レベルの単語力で、最終的にはミッションをこなしてしまう。

笑い事ではなく、出川には尊敬しかない。誰でも外人とコミュニケーションを取れることを高々に立証した企画だ。

 

私は英語を喋れる。しかし、中学生で習う単語しか使っていない。

そういう意味で私は英語を喋れる。

相手も第2外国語の場合はほぼ完璧に意思疎通ができる自信がある。

特にお互い第2外国語で話をする場合は、難しい単語を使ってしまうと逆に伝わらない。

むしろ、中学生で習う単語をバンバン使った方がいいのだ。

 

あなたの国籍はなんですか?って英語でなんていうの?←これが駄目

英語を喋れないという人がよく勘違いしている事。

「あなたの国籍はなんですか?」って聞きたいんだけど、「国籍」って英語でなんていうの?

これ、よくある。そんな難しい言葉は私にもわからない。

英語を喋れない人がよく落ちる落とし穴は、最初に思いついた日本語を英語にしようとするところ。

中学生英語を使うコツは、自分が知っている単語で文章を作れるところまで、日本語を簡素化する事だ。

「あなたの国籍はなんですか?」→「どこの国からきたんですか?」→「どこからきたんですか?」→「Where do you come from?」となる。

まだ難しい?

そんな時は「You from?」でもぶっちゃけ通じる。

もし「You from?」で通じないの外国人であれば、想像力のない奴だ!と笑って諦めよう。

 

日常英会話はテストじゃない!スマホを使って会話できたら英語喋れるでいいじゃない。

電話での英会話は難しいが、目の前での会話であれば身振り手振りもあるし、今ならスマホを補助に使ってもいい。

時間制限のある会話でない限り、会話の間にタイムアップはないのだ。

目的は綺麗な英語を話す事ではなく伝える事。受験の英語とは全く違う。

日本に旅行に来る外国人はバカではないので、究極、日本語でも身振り手振りで読み取ってくれるくらいの気持ちに加えて、英単語を言えばまず伝わる。

 

大事なのは単語力ではなく、話しかけようという気持ち

もう単語力なんていらないことは出川イングリッシュが実証してくれている。

ってことは、あとはシャイな気持ちを脱ぎ捨てた気持ちだけだ。

日本に来た外国人は、口を揃えて日本人ともっと話をしたいと行っている。

せっかく日本に来てくれた旅行者だから、楽しい旅にして欲しいものだ。

まずは一人に話しかけてみよう。二人目からはなんのハードルもなくなっている筈だ。

 

最後に、おかんの話。

幼少の頃、実家の近所で一週間ほど海外から外国人の子供を招く、ホームステイが流行った事があった。

ぶっちぎりの田舎の地域で育った私のオカンでさえ「ハングリー?イエス?ノー?」という単語だけで会話を成立させていた。

うちのおかんにできるのであれば、もはやできない日本国民は一人もいないという事だ。

つまりはそういう事だ。

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