今後の人生を生きていく上で、サラリーマンを辞めてフリーランスになる!という決断をした人は知っておいた方がいい。
銀行から見た場合、今の日本ではサラリーマンの信用は最強で、サラリーマンを辞めた途端にあなたの属性はガタ落ち。信用のない人になってしまう。
どうせ辞めるなら、サラリーマンの属性は使い切ってから辞めよう!
辞表を出す前に、サラリーマンの優位属性はフルに使い切ってしまおう!
サラリーマンを辞めると出来なくなることは、
1.クレジットカードを作る
2.家を買う(ローンを組む)
3.家を借りる
この3つだ。
以下、一つずつ解説する。
クレジットカードはできる限り全部作っておこう!
サラリーマン時代にクレジットカードができないと悩んだことはあまりないだろう。
しかしながらサラリーマンを辞めた途端、マジでビビるくらいカード審査が全く通らなくなってしまう。
残念ながら、銀行が信用していたのは会社で、あなたではなかったということだ。
なので、フリーランスになるなら会社を辞める前にはサラリーマンの属性を使ってクレジットカードを沢山作っておこう!
会社を辞めてフリーランスになったばかりでは、辞める前に想定していた通りに収入が入るとは限らない。そんな時に必ず力になってくれるのは、支払いが後請求のクレジットカードだ。
最悪、キャッシングの選択肢も選べるのは、ことの外大きい。
キャッシングなんかは聞くだけで恐ろしいが、実際にキャッシングのおかげで支払いが間に合い助かったという話を聞くのも事実だ。
万が一の選択肢だとしても、持っておいた方がいい。
CIC(Credit Infomation Center)という機関に問い合わせてみよう。カード会社はこの機関の情報も審査の対象にしている。過去に支払いが遅れるなどして信用毀損になっていないか確認しておいた方がいい。信用毀損になっていた場合、信用毀損になった日から7年間は情報が公開される為、その期間中はカードなどの審査通過が難しくなる。
後からは選べない!家を買うかどうか決断しよう!
サラリーマンを辞めてしまっては、まず住宅ローン審査が通ることはない。
サラリーマンを辞める前に家を買うか決断しよう。
とはいえ、家は買うべきではない、借りるべきだというのが昨今のトレンドだ。
その理由は、
1.家は買った瞬間から下がり始め、上がることがないので資産形成・投資対象にならない。
2.不動産所有の高齢者がどんどんいなくなり、空家が増え、不動産価値はさらに下落する。
3.すぐに現金化できない。
というものだ。
確かに田舎の土地に新築を建てた場合、例えば建てるときは2,500万円だったものが、数年住んだのちに売るときは半値になってしまうのであれば大損なので、その通りである。
しかしながら、好立地の割安中古マンションであればその後の賃貸・売却需要も見込める為、得はせずとも損もしないかなとも思う。
身の回りの事全てが完結する好立地で割安の中古物件が見つかれば、買うのもありかもしれない。
家を借りるなら、会社を辞める寸前に借りておこう!
会社を辞めた後に引越しをするのであれば、辞める前のサラリーマン属性を使って借りておいた方がスムーズだ。
最近は、賃貸する際に「家賃保証会社」への加入が条件とされている物件も多い。
「家賃保証会社」とは、万が一、入居者の家賃が滞納された時、一旦家賃保証会社が入居者の代わりに家賃を大家さんに立て替えるという仕組み。
よって世の大家さんは、家賃保証会社への加入を条件としていることが多い。
この「家賃保証会社」への加入にも信用調査があり、サラリーマンを辞めた後では審査が通らないということも多くあるのである。
その際は保証人を立てるなどの対応策もあるが、家族であっても保証人になるのは嫌なものなので、自分で完結できる様に前もって借りておこう。
まとめ
フリーランスになるとどうしても公的機関から見た場合、社会的信用は落ちてしまう。
しかしながら、3年ほど良い決算書を積み上げれば社会的信用も回復してくるので、そこに到るまでの期間に出来ないことは事前準備で乗り切ろう。
カードの支払いを延滞してしまうと信用回復まで7年間かかってしまうので、支払いの延滞は絶対にしない様に注意しよう。
では、一緒に頑張って行きましょう!
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